ご挨拶に来たカレシ君
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長女の彼氏(婚約者)君は、運動部のキャプテンをやっていたような、明るく爽やかで上司にも頼りにされる、所謂【陽キャ】な人なのですが
次女のカレシ君(一応結婚前提にお付き合いしている)は、その真反対な性格で【陰キャ】くん。
無印良品ぽい人です。
サラッとした姿形で、クセがなくシンプル。
人と話すのが苦手な感じで、大丈夫かなぁとちょっとだけ心配してました。
2人ともムスメ達とそれぞれ同じ会社なのが、様子が分かるのでその点安心です。
無印良品くんは、次女と同期入社。院卒なのでムスメより2つ上です。
何度かうちに遊びに来てますが
キャプテンくんと違って、まだ私に正式に挨拶してくれてないのです。
でもって早口で話すので聞き取れない事が多く
『モスキート現象なのか?』
2人は同棲をするので、今、物件巡りをしています。結婚前提だから私は許してますが、できたら彼の口からきちんと挨拶してもらえたら安心ではあります。
そんなある日、ムスメが会社の同期の、一番頼りになる男子に相談しました。
『無印良品くんに、親に挨拶する重要さを(私が言ったからとは言わずに)言い聞かせてほしい』
「よっしゃ、任せとけ( ¯꒳¯ )b✧」
って内情をこっそり打ち明けられました。
その数日後
『無印良品くん、日曜日にうちに挨拶にくるって!』
と嬉しそうに話し始めました。
『ホントに?!』
で、先程挨拶に来たのです。
到着1時間前に無印良品くんの好きなショートケーキを買いに走り、珈琲をいれて
三者面談な椅子の配置にして座り(もちろんワタシが先生席)
無印君「〇〇さんと同棲させてください」
ワタシ「ふつつかなムスメですが、よろしくお願いいたします」
ムスメ「ママ、そのセリフが言いたいだけじゃん🤣」
無事に整いました。
同棲はいつまで?
この際なのでいくつか質問をしました。
ちゃんと考えてくれてるようで安心しました。
そして、我がムスメのよいところや、注意点を話し
ムスメにとって無印良品くんはこういう存在なのですよ、と話しておきました。
詳細はここには書けませんが、第三者から言われると嬉しい事実を伝えておきまして。
やっぱりケジメって必要よね。
……と、昭和の女は思うのでした。
「引き続きまた、いつでも遊びにおいでね」
嫁に出すのではなく、家族が増えるのだから
寂しがることはない。……と、自分に言い聞かせてるけどとうとう次女も家から出ちゃうんだなぁ
録画しておいた【魔女の宅急便】を観てラスト、
ポロポロ涙が零れました。
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